満瑞興 man rui xing

1937年、河北省生まれ。若かりし頃に有名製作家の沈文忠、傅立山の各氏に師事。先達の豊富な製作経験を土台に、絶えず新たな製作技法を打ち立て、多くの著名演奏家と共に二胡や各種民族楽器において大胆な改革を行い、オリジナルで独特な技巧を確立させた。材料選びに妥協せず、精緻な技工、優美な造形、ピュアな音色をもつ満瑞興氏の楽器は、中華人民共和国の文化部科学技術成果奨を何度も受賞している。また国家レベルの民族楽器楽団とされる中央民族楽団・中国広播民族楽団、国内外の著名演奏家や収集家などにも幅広く愛用、秘蔵されている。